NIKE(ナイキ)のロゴといえば「スウッシュ」が有名ですが、このロゴの意味をご存知でしょうか?
この記事では長く愛されている「スウッシュ」の意味や歴史について解説します!
NIKE(ナイキ)のロゴ「スウッシュ」とは
NIKE(ナイキ)のロゴ「スウッシュ」の由来や意味
由来は諸説ありますが、NIKE(ナイキ)のロゴである「スウッシュ」はギリシャ神話の「勝利の女神ニケ(Nike)」がモチーフと言われています。「勝利の女神ニケ」が翼を広げた姿にインスパイアされ「スウッシュ」ができたと言われています。
また「スウッシュ」(swoosh)は英語で「物が高速に動くときのビューッという音」を意味しており、スピード感や躍動感なども表現されています。
ちなみにブランド名「NIKE」もギリシャ神話の「勝利の女神ニケ(Nike)」から名付けられました。
NIKE(ナイキ)のロゴ「スウッシュ」のデザイナー
NIKE(ナイキ)のロゴ「スウッシュ」をデザインしたのは当時大学生だった「キャロライン・デイビッドソン」です。
1971年にナイキの創設者の一人である「フィル・ナイト」(現在は共同創設者兼名誉会長)が彼女にオファーしたことがはじまり。
彼女はいくつかのロゴを提案し、その中で採用されたのが「スウッシュ」です。
驚きはロゴデザインの報酬額。報酬額は35ドル(当時の価値で5,000円)。
たったそれだけの金額で世界中で知られるロゴが誕生したのです。
補足ですが、デイビッドソンはその後4年間Nikeで働き、最終的には100万ドル相当のNIKEの株券と、スウォッシュデザインの金とダイヤモンドのリングをプレゼントされました。
NIKE(ナイキ)のロゴの歴史
NIKE(ナイキ)の前身である「ブルーリボンスポーツ社」のロゴ
ナイキの前身は1964年に設立されたブルーリボンスポーツ社。当時はオニツカタイガー(現アシックス)のシューズをアメリカで輸入販売していた。ブルーリボンスポーツ社のロゴは社名の頭文字3文字を使用したもの。
1972年 初代NIKE(ナイキ)ロゴ
「キャロライン・デイビッドソン」がデザインしたナイキの初代ロゴ。小文字の筆記体が特徴であり、文字とスウッシュが重なるデザインも多用。
1978年 二代目NIKE(ナイキ)ロゴ
小文字から大文字に変化し、幾何学的なデザインとなった。この頃からスウッシュの真上に文字が乗る形が確立。
1985年 三代目NIKE(ナイキ)ロゴ
色のついた四角を白抜きしたナイキロゴ。
1995年 四代目NIKE(ナイキ)ロゴ
文字がなくなりスウッシュだけに変化。「NIKE」というブランド名を外しても「NIKE」と分かる長く愛されているロゴ。
その他のNIKE(ナイキ)人気ロゴ
風車ロゴ
スウッシュを組み合わせることで風車のような形になっているデザイン。設初期にはスポーツウェアなどに使われていたが、現在はサステナブル商品を象徴するロゴマークになっている。
ゴツナイキ
70年代のTシャツなどに使用されており、ゴツナイキは古着好きの中から人気が高い。
ナイキSB
ナイキのスケートボーディングライン「ナイキSB」
ACG
アウトドアライン。「All Conditions Gear」の頭文字を使用。
Jump Man
「マイケル・ジョーダン」のダンクシーンをデザイン化。1988年のAir Jordan 3(エアジョーダン3)に初搭載。
NIKE(ナイキ)の購入先
NIKE(ナイキ)公式サイトでも購入可能です。
筆者も古着ですが販売しています。90年代のNIKE(ナイキ)です。
●商品名 NIKE TENNIS 90s ナイロンジャケット ●サイズ メンズM ●特徴 ナイキ90年代銀タグ ナイロンジャケット、ウインドブレーカー。 裏地あり。 袖、裾に絞りあり ●状態 中古
まとめ
50年以上ナイキのロゴとして愛されてきた「スウッシュ」
「スウッシュ」でなければここまで人気にならなかったかもしれません。
NIKEの革新的なデザインやスピード感を分かりやすく表しているロゴといえるでしょう。
コメント